スピッツ 『見っけ』
しばらく街ブラもできないので
旅の途中に聞いた音楽アルバムの
感想を書かせていただきました。
全て個人的な感想です
見っけ
2月の公津の杜まで向かう
電車で聞いたアルバム
スピッツ『見っけ』
スピッツさん3年2ヶ月ぶりの
オリジナルアルバム
スピッツさんのアルバムはほぼ聞いておりますが
やはり毎回良いアルバム聞いたなぁ
って感じにしてくれます
今回の『見っけ』も
最初から最後まで素敵なアルバムでした
本当にスピッツさんのなんて言うんでしょう
みずみずしさというか
そういったものが変わらないのが
驚きです
見っけ
一曲目の『見っけ』のイントロ
アルバムが始まるぞ
って感じのワクワク感を感じさせてくれます
(↑「感」が多い!)
もう一度出発って感じ
そして二曲目の『優しいあの子』
耳にしたことはありましたけど
初めてちゃんと聞きました
やっぱスピッツさんくらいになると
こういう誰もが聞いたことがあるシングル曲があるっていいなぁって思います
あのシングル曲は次のアルバムで
どうやって使われるんだろうとか
楽しみがありますしね
一曲目からの流れ素敵だなと感じました
3曲目の『ありがとさん』のアウトロも
とても素敵
ラジオデイズ
4曲目の『ラジオデイズ』
タイトルのまま
ラジオ愛が溢れた曲でした
私もおじさんなんでね
まぁおじさん関係ないんですけど
深夜ラジオが好きでして
この曲共感できるなぁと
とてもラジオ愛が溢れてました
草野さんもラジオ好きなのかな?
と思って調べたらやっぱり好きだそうですね
ていうか今ラジオのパーソナリティやってらっしゃるみたいで
曲中のラジオDJの声も草野さんの声だそうです
次の『花と虫』も軽快なメロディで続き
『ブービー』はしんみりで
1回落ち着かせてからの『快速』
『ブービー』からの『快速』の
イントロも素敵
YM71D
『YM71D』ってタイトル
何て読むのか?と
思ってたら歌詞で
やめないで
ってでてくるので
『YM71D』は「やめないで」
って読むのかなと思います
たしかに「やめないで」って
ひらがなのままのタイトルだと
ちょっと直球すぎてアルバムには
合わないかもしれませんね
それに『快速』のあとの『YM71D』だと
なんだか『YM71D』が列車番号に
見えたり見えなかったりするから
そこも狙ってるのかなと
勝手に考えたり
『はぐれ狼』『まがった僕のしっぽ』
と続いて『まがった僕のしっぽ』では
曲の途中で転調し
このアルバム全体に感じる
旅に出る、もう一度挑戦する
という雰囲気を感じます
初夏の日
京都公演ではずっと前から披露されていたという
この『初夏の日』
最初の『見っけ』では
「人間になんないで」と歌っています
夢を見続けるということは
ある意味、普通の人間生活から
逸脱しないとできないことも
あるかもしれません
このアルバムでは
そういった夢を見続ける人を
応援する歌が随所に見られました
2曲目の『優しいあの子』では
夢を見続けている人たちへの応援歌のような
優しいあの子とは
このアルバムを聴いてる
夢を見続けている人
という解釈もできるのかな
『ラジオデイズ』『ブービー』など
アルバム全体そういった
真人間になれなかった人への
ラブソングみたいなものを感じました
そして『初夏の日』ですが
曲調も今までの曲とは急に変わり
歌詞も急に日常的なものになります
日常的というか人間的になります
お子さんも産まれ家族で京都へお出かけといった感じです
そしてサビに入り
今までとガラッと変わり
そういった人間生活を夢見ているように感じます
時間が流れ夢も変わってしまったのかなとも感じます
ガラッと変わったアルバムの終盤でしたが
ぬるま湯に浸かりながらも
まだ次の場所を見つけようとしてる感じを受けます
そしてアルバム最後の曲『ヤマブキ』
盛り上がる曲でこのアルバムの最後にピッタリ
最後も素敵な応援歌
アルバム全体通して
本当に一言では表せない
スピッツさんの凄さを改めて感じました
スピッツさん
素敵なアルバムありがとうございました
スピッツ『見っけ』
リリース:2019年10月9日
時間:44分47秒(通常盤)