カネコアヤノ『燦々』

※全て個人的な感想です

 

燦々

 

下総神崎からの帰りに

聞いたアルバムは

カネコアヤノさんの『燦々』

 

CDショップ大賞

このアルバムが入っていて

前から気になっていたのを

ようやく聞いた感じです

 

 

カネコアヤノさんの歌を

初めて聞いたので

声や曲が全くわからない状態で

聞きました

 

1曲目の

花ひらくまで

でカネコアヤノさんの声を初めて聞いて

声の太さは感じないのに

力強さを感じるような素敵な声

 

でこういう感じかぁ

と思いながら

2曲目

かみつきたい

では曲の雰囲気が変わって

楽しませてくれ

3曲目

布と皮膚

への流れも素敵

 

他にはない良さ

 

他の音楽では

あんま聞いた事のない

感じに聞こえるのは

韻の踏み方なのか?

語尾の歌い方なのか?

それがカネコアヤノさんの良さなのか?

 

歌詞を大事に歌っている

感じが伝わってきました

語尾までちゃんと

ハッキリ歌ってくれるので

とても聞きやすい

 

そして歌詞は

日常の世界観を

上手に出しつつ

ふとしたところに

グッとくるようなフレーズを

入れてあったりして

カネコさんの世界観に

引きずり込まれる感じ

 

弱さ

劣等感

という言葉では

言い表せないものを

肯定

という言葉では

言い表せない感じで

包み込むような

そんな音楽

 

アルバムのラストに向けての流れも

とても素敵で

とても素敵なアルバムでした

 

 

あなたに歌ってるよ

 

正直に言うと

個人的には

どハマりするわけではなかったです

 

だけど、このアルバム聞いて

どハマりする人の気持ちは

すごくわかります

 

1個1個の歌詞が

聞く人の心にささって

その人の支えになるような

そんな音楽の感じがしました

 

インタビューの記事でカネコアヤノさんは

「私のために歌ってるんだ」ってみんなに思ってもらえたらと思う。実際に「あなたに歌ってるよ」って言い切れるので、私は。

と仰ってました

 

そういった思いで

作ってくださってる音楽だから

きっと聞く人の心の支えになるのだと思います

 

音楽は人を救う

というようなことも

言われますが

『救う』というより

『大丈夫』と声をかけてくれるような

そんな優しさに溢れたアルバムでした

 

アルバム聞いたあと

映像も拝見しましたが

力強くてとてもカッコよかったです

 


カネコアヤノ - 燦々 @ SHIBUYA全感覚祭