【京成臼井】小麦の奴隷
小麦の奴隷
何という店名であろう
小麦の奴隷
誰が小麦の奴隷となってしまっているのか？
店主？
店員？
客？
それともパン？
まぁ誰が奴隷でもいいじゃないか
中に入ってみよう
ん～
パン屋のにおいというのは
パン屋でしかかぐことができない匂いである
優しい匂いである
いろんな種類のパン
パン屋での「どれを食べよう？」と
悩む時間が悩み事の中で一番楽しい悩みである
パン屋さんのポップもお店それぞれの個性が出るのだ
商品名にダジャレを入れがちなのはなぜであろう
「コーンなにおいしいなんて」
「エピっちゃってよ」
この商品名にすることで購買数に影響が出るのであろうか？
いやしかし
「コーンパン」という商品名より
「コーンなにおいしいなんて」という商品名の方が
楽しい！
買いたくなるではないか！
我々は気づかぬうちに、まんまと店側の術中にハマっていたのであるな
「チョコっとパン」
チョコのパンには「チョコっと」とつけがちであるな
でも楽しい！
買いたくなるではないか！
食パンもまたそそられる
最近高級食パンが流行っているようだが
やはり町のパン屋の食パンが私は好きだ
あんぱんの商品名もやはりアンパンマンに結び付けがちである
子供以外にその商品名に引き付けられるはずもないのにだ
大人がアンパンマンのあんぱんを買うわけがないじゃないか
普通にあんぱんと書けばよいのに
ん？！このアンパンパン
アンパンマンの顔が入ってないではないか！
どういうことだ？！
私はあんパンにアンパンマンの顔が入ってるのが大好きであるのに！
アンパンパンという商品名を使っておいて
ポップにはアンパンマンのイラストまで使っておいて
アンパンマンの顔があんぱんに入ってないとは！！
アンパンマンの顔が入ったあんぱんを
「アンパンマンお腹がすいたよぉ」と言って
ちぎって食べるのが楽しいのに！
その前に置いてあるクリームパン
「とろ～りクリームパン」
そこはクリームパンダちゃんであろう！
後ろにアンパンマンがいるのであるのだから
クリームパンが「とろ～りクリームパン」なわけが
あるはずないではないか
なぜそこは普通なのだ！
もうやめである
これでは買えないではないか！
とろ～りクリームパンとアンパンパンを購入
大の大人がアンパンマンの顔が入ったあんぱんは
買うのは恥ずかしい
店側は何一つ間違っていなかったのだ
あんぱんが食べたいときに
アンパンマンの顔が入ったあんぱんしかなかったら
大人は躊躇してしまうじゃないか
買いやすくしてくれていたのだ
ありがたい配慮である
ん～うまいじゃないか
あんぱん
たまに無性に食べたくなる
その欲求を満たしてくれる
あんぱんであった
ところで小麦の奴隷
誰が奴隷であったのであろう？
後日調べてみると
「小麦の奴隷」
ホリエモンさんがプロデュースしているパン屋さんだそうである
「小麦の奴隷」名前の由来は
『とある昔、わたしたちは…』
長くなるので気になる方は公式ホームページを参照していただこう
ちなみにカレーパンがおすすめらしい
次回はカレーパンをいただこう
おそらくカレーパンマンの顔など入っていない最高のカレーパンであろう
