衝撃の一言を授かった町。高柳
※2017年2月に訪問しました。
柏市高柳
今回訪れたのは東武アーバンパークラインの高柳駅です
高柳は2005年までは東葛飾郡沼南町だった村だそうです
今は柏市に属しています
そんな高柳
ですが
駅周辺はあまり何もない!(2017年当時。現在は違うかも)
飲食店探しに苦労しました
まずは西口をブラブラしました
たぶん東口の方がいろいろあったのかもしれません
基本何も情報を調べずに行き当たりばったりでブラブラするので(←それがいけない)
この高柳という町には本当に苦しめられました
荒木いちご園
そんな中飲食店ではありませんが
こんな場所が
いちごの直売所です!
摘みたてのいちごが販売されていました
こういういちご農園で食べるいちごは
格別に美味しかったです!
かつ美食堂
ブラブラして1時間半が経とうとしてました
お腹もすいてきております
東口に行くことに
東口に行くとすぐに飲食店が…
最初から東口に行けばよかった!
かつ美食堂さん
良い感じの定食屋さんです!
お客さんもたくさんいて人気の定食屋さんだということがわかります
地元の人達に愛されている定食屋さんみたいです
味も優しい味付けで美味しかったです
ニューヤマト
東口を更にブラブラ
駅からどんどん離れていきます
この日は風が強く
砂嵐が凄かった!
砂嵐が凄いので
パチンコ屋に避難
ニューヤマトさん
パチンコは負けました
駅の方に戻ります
それにしても本当に何も無い駅です
喫茶たけのこ
喫茶店らしき店を発見
喫茶たけのこさん
中では喫茶スペースと手作りのカバンなどが売られているスペースがありました
こちらの喫茶店は
障がいを持つ方の働く場、技術を得る場として活動をしている事業所だそうです
手作り感溢れる素敵なお店でした
ヤオコー
また駅に戻ってきました
何も無い町と言いましたが
ヤオコーさんの2階には百均があったりブックオフがあったりといろいろ楽しめる施設でした
そちらで少し時間を潰し
夜の居酒屋さんへ
しかし最初にも話しましたが
飲食店が少ない!
途方に暮れた我々は公園で
夕陽を見ながらたたずむしかありません
こちらの公園は駅から徒歩10分ほどのとこ
周辺は住宅街で
小学校、中学校、高校も近くにありました
栄亭
そんな住宅街に
居酒屋さんを見つけました
栄亭さん
外観だけだと中の雰囲気はわかりませんでしたが
中に入るととても良い雰囲気の居酒屋さん
とても落ち着ける居酒屋さんで
料理もお酒もこだわっているのが伝わってくるメニュー
料理もとても美味しかったです
一日の疲れを美味しい料理とお酒が癒してくれました
おそばもとても美味しかった!
また行きたいです!
「それの何がおもしろいの?」
今回の高柳
いろんな町を回ってきた我々ですが
正直ここまで苦労した町はありませんでした
しかしそれこそが
このもやドカの醍醐味なのです
行ったことのない町に行ってその町を知る
人生において降りるはずのない駅に降りてみる
それがこのもやドカのコンセプトなのです
月に1回こういったことをやっていることを周りの人間に話すと
「おもしろそう」
と、大体好意的な意見が多いのですが
それは昨今のテレビの街ブラ番組や散歩番組のブームの影響があるからこそだと思います
今回の高柳編で
高柳の町の人と話す機会がありました
「なぜ高柳に来たのか?」
とその人は我々に聞いてきました
もちろん我々は月に1回行ったことのない町に行っていることを話しました
すると高柳のその人はこう言ったのです
「それの何がおもしろいの?」
と、そう言ったのです
そんなことを言われると予想してなかった我々は面食らってしまいましたが
この言葉が後から考えると深い言葉であると考えさせられたのです
テレビの街ブラ番組で扱う町は有名な観光スポットや飲食店が多く視聴者的にも
「私も行ってみたい!」
という気持ちにさせられるでしょう
そういう番組を見ていると
我々の月に1回行ったことのない町に行っていることは
「おもしろそう」
という感想を抱きますが
実際に何も無い町に行くことを考えるとどうでしょう?
「それの何がおもしろいの?」
という感想は
ごく普通の感想に思えます
今回の「それの何がおもしろいの?」と言った人は
「この町は何も無いよ」
という気持ちから
「それの何がおもしろいの?」
という感想が出たのかもしれません。
しかしながら、今回の高柳
とても面白かったです
行ったことのない何もない町ですが
そこにはそこに暮らす人がいて
そこで店をやっている人がいる
色んな町を行きましたが
その場所場所で街の雰囲気が違うのはもちろんですが
人の雰囲気も違います
また鉄道の路線によっても町や人の雰囲気は変わることを感じております
「それの何がおもしろいの?」
の答えにハッキリしたものは未だに出せませんが
我々は引き続きその「何が」を探し続けるために旅を続けていくことにします